1945シリーズ
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1945シリーズ

尾上与一/

一番好きなBL小説です。

ネタバレ
2026年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品の舞台に対して賛否両論はあるかと思いますが、あくまでフィクションであると受け入れが可能であればぜひ一読を強く推奨します。序盤、壮年の三上が出てくる場面で結末は何となく察されるかと思いますが、三上があそこまで塁の声を待っていた理由が丁寧に描かれ、何度もそうならないで欲しいと願って読んでおりました。とにかく塁と三上のキャラが良いです。不器用な塁を三上が優しく包み込みます。戦時中、互いの命がいつ終わってもおかしくない刹那的な場所と時代で必死にお互いのために生きている二人がなんと愛おしいことか。特に、基地が空爆に遭って急ぎ戻り、三上の姿を見て安堵した塁に対して三上が、いつもの自分の気持ちが分かったかと諭すシーンは涙が溢れました。完璧な機体を整備して渡してもそれは100%にはならない。帰ってきて欲しいと願うことしかできない辛さと愛情深さがなんとも(泣)どのシーンを切り取っても愛に溢れております。澱みない純愛をぜひ読んで体験していただきたいです。
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