シー ユー イン ベッド
」のレビュー

シー ユー イン ベッド

くらのね吉

タイトルがすごく好きです

ネタバレ
2026年4月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ くらのね先生作品はこれまでに3作読んでいたので既に信頼を置いていたこともあり、今作のタイトルの素敵さに惹かれて迷わず購入しました。またベッドで会いましょうって、セ◯レから始まる2人のお話を的確かつ粋に表現しているタイトルで、すごく好きです。

皆さんのレビューにあるように、くらのね先生の作品には「日常」や「生活」を感じます。淡々と日々の中にある恋愛を描いているので、過剰な演出はまったくなし。マチアプで高校の同級生を見つけて再会しセ◯レから始まる恋愛という幾らでもドラマティックにできるストーリーなのに、くらのね先生はそうは演出しないんですよね。高校の頃、目立たずごく普通だったかなたを千弘が覚えていたのも、実は気になる存在だったからなんてことはなく、特に印象的なエピソードがあったわけでもなく、本当にただ覚えていただけ。リアルはそんなものですよね。

攻めの千弘は、見目の良さに人が集まってくるわりにややコミュ障のきらいがあるという、見た目と中身にギャップのあるタイプ。妙に真面目なところがあって、ちょっと天然というか、何を考えているかつかみにくいキャラクターでした。ずっとかなた視点で物語が進むので余計に千弘の心情が分からず、千弘視点に変わった4話で初めて、千弘ってもうここまでかなたのことを好きになってたのか!とびっくりしました。

両思いと分かってからの千弘が、急にワンコ味というかバブ味というか、素が全開になるとちょっと子供っぽくなってしまって、可愛いんだけどミステリアスな魅力は失われてしまいました笑。キスが大好きなのも無自覚に甘えるのもめっちゃ可愛い。付き合うことになってからの2人は、かなたからちょっと母性を感じてしまうほど、かなたが千弘を包容してる感があって微笑ましかったです。

かなたが千弘にえっちの指南をするセ◯レ関係だったこともあり絡みは多いですが、局部は見えない構図。くらのね先生の、攻め受けともに程よく厚みのある体の描き方が好きです。男同士が絡んでるぞーって感じが強く感じられて良き。えち中、攻め受けともに全裸コンプリートなのは個人的に拍手喝采です。おせっせは全裸でしてなんぼってもんよ!

付き合う前だし1回だけだけど、かなたが千弘と出会ったあとに別のセ◯レとスるので(描写はなし)、1穴1棒主義の方は要注意です。
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