親愛なるわが魔王へ【単行本版】
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親愛なるわが魔王へ【単行本版】

五月女えむ

トパズの愛と王の愛

ネタバレ
2026年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本当に素晴らしい作品を描く先生で、内容が詰まっていて、多方面で表現力が高くて、凄い!!と感じます。毎回様々な種類のお話を描かれていて、何でも描ける先生。ストーリーを表現するのが巧みなだけでなく、ストーリー自体が濃くて良い。。特にキャラ達の感情がストーリーを進めていくような、先生の描く豊かな感情を持つキャラ達の心情に、心が揺さぶられます。本作もすごく良かった、、。
島の魔物達に深い愛情を持つ王様が、孵化せず親に取り残された卵を慈しんで、何ヶ月も抱き締めて魔力を与える温かさにも、初めからジンときます。そして王から注がれた魔力で人型に生まれたグリフォンのトパズ。生まれて出会えてからは、島の魔物達を多大な魔力で守る王様をトパズの愛が支え、その真っ直ぐに自分を見つめる可愛いトパズに、王は特別な愛を抱く。それなのに、、外部から島を襲う人間達により、島の全てを守る王にかけられた負担は、トパズだけを守ることを許さない。トパズが王を思ってする事と、王が限界の中でトパズのためにした事、、二人のお互いを想う愛の姿に引き込まれて、目頭が熱くなります。ぜひ作品の中で展開を堪能してもらいたい素晴らしい作品。
絵もすごく上手くて、トパズのためにしたい事が出来ない、トパズを想う王様の表情等がグッときます。皆んなに頼られ力の強い王様が、トパズの前でだけ見せる感情豊かな可愛い姿もキュンときました。表現する言葉が足りない位素晴らしい作品で、好きな作品です。
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