ゆらめく秋の恋ごころ【単行本版】
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ゆらめく秋の恋ごころ【単行本版】

野花さおり

ピュアラブですわ、、ご馳走様。。。

ネタバレ
2026年4月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作品は、高校時代から就職した後の15年間を描いた作品です。
15年といっても、五十嵐が高校卒業を期に志田への気持ちを断ち切るために関わるものを全て断絶していたため、実際の絡みは高校時代と就職した後からです。

五十嵐の片思い(だと思ってる)ストーリーの切なさももちろんだけど、キャラクターの魅力がいっぱいで胸がキュンキュンします。特に受けの五十嵐は、クールで淡々としているのに内面はかなり不器用で、長年の片想いをこじらせているのが伝わってきて、その拗らせ具合がリアルで、思わず感情移入してしまいます。

一方攻めの志田は、誰にでも明るくて距離感が近いタイプ。自分の気持ちをサラッと言葉にできちゃうその言動が逆に五十嵐を振り回していて、このバランスが絶妙です。しかし軽く発言しているように見えて実は志田側にもちゃんと想いがあるのがキュンキュンを増幅させます。

この二人、読書側からするとどう見ても両想いなのに、気持ちを言葉にしないまま酔ったときだけの関係を続ける姿がもどかしく、切ない。。でもその遠回りこそが、この作品の一番の魅力です。実際、15年もの長い片想いという設定が、二人の関係に重みを持たせます。

また、受けのツンデレっぽさや、攻めの押しの強さなど、BL的な“美味しい要素”もしっかり詰まっていて、キャラ萌えとしてもかなり満足度が高いです。

エチも豊富にある作品で満足度も高いですし、2人の想いを伝えるのを躊躇する焦れったさもたまらない、、、。ピュアですほんとに。ありがとう。美味しくいただきました。
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