深緋が渇くころ【単行本版】
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深緋が渇くころ【単行本版】

野々島凧

親子二代

ネタバレ
2026年5月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作が現代、子どもの話。もうひとつが、親世代の話。
因習…人間が一番怖いね。
人の不安は、不明確で不確定なところから沸き上がる。
また、自分たちにとって都合のよいようにするために、隠し因習とする。時代が変われば、多くの場合、「いまの時代に合わせて」と都合よく、変えたくなる。そのくせ、思ったことと異なる災いに遭遇すれば、「祟り」だなんだとしながらも、都合に合わせて人を犠牲にすること、殺める
ことに躊躇しない。

「こまどり〜」のような因習と禊があって、「ゲゲゲ」のような醜悪さも少し含む作品。
親子二代、両者思いあって、子の代でやっと平穏がくるのかも。少子化にあって、神職が子をなさなければ、結局は終わるけれどね。

エチは、モブレ含みあり。
禊という名のりんかんありのため、好みでない方は、ご注意を。
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