転移先で転生したら冷遇からの溺愛コースに入りました
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転移先で転生したら冷遇からの溺愛コースに入りました

切江真琴/緒花

転移して転生

ネタバレ
2026年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分が物知らずなだけかもしれないですが、転移してさらに転生は珍しい気がします。ファンタジーには一捻り入れてくるなあという印象です。
最初、そこそこの分量、転移した栗栖の話が続きます。栗栖が日本に戻りたいと思う気持ちもこの世界で生きていこうと決意するシーンも良くて、あらすじでわかってたはずなのに栗栖死亡はわりとショックでしたね。
しかも、転生後に栗栖の記憶はあれど、テオドールの人格は栗栖とイコールじゃないんですよ。これまで読んだ転生物って、前世の記憶がよみがえって前世の気持ちが恋に変わって…というパターンが多かったんで、こう来るかあと。
序盤、栗栖への好感度が高くなるような描写だったんですけど、そうじゃないとヴィルヘルムがクリスの生まれ変わりを探す気持ちに共感できないから、必要な描写だったんだなと。
転生後のテオドールもうじうじ健気ではなくて、剣が強かったりしてこっちも好感度高くなるタイプなので、栗栖と人格が別なことも受け入れられて、いいバランスだなと思いました。
ヴィルヘルムが栗栖への気持ちとテオドールへの気持ちが違うと話すところもうなずきながら読んでしまい…
世界設定も、白夜とか極夜が異世界感あって(北欧の日常ではあるんでしょうけど…)面白かったです。
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