しあわせ食堂の異世界ご飯
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しあわせ食堂の異世界ご飯

文月マロ/ぷにちゃん/雲屋ゆきお

ご都合主義に目をつむれば読めたけど

2026年5月8日
小国とはいえ王女様が侍女と2人で馬を走らせお輿入れ、アンド下町の食堂でお料理チート!まではファンタジーご都合主義だなあと半目になりつつ読んでいました。が、肝心のお料理が、和洋中全部のせになっているあり得なさに完全に目を瞑りました!
日本で手に入る食材が、ヨーロッパの世界観でなんでも揃うという矛盾がすごい。多分現在のヨーロッパでもあり得ないだろう…
西洋料理、パンだけでなく、味噌醤油からご飯まで主食で存在するってどんな世界観なんだ…ご飯が存在するのにおむすびでびっくりされるって普段からご飯を食べているならそんなに驚かんやろ!おでんの出汁を昆布3種から作るって、旨み成分的には肉入れんと無理だと思う。というか、煮付けに近い料理は西洋料理にもあるし、現地の料理人は何をしているのか…麻婆豆腐出てきた時には、え、中華の調味料もあるってこと?となり、これだけ揃っててもカツオ節は逆にないから、本格日本料理は出てこないという設定。出汁は昆布出汁のみ!これでだし巻きと名乗るモノ(6巻参照)を作っているとは、出汁文化を舐めとんのかと京都人が怒りそう。食堂では甘い卵焼きしか出してないので作家さんは関東の人だと思われるが…いくらカツオ節がない設定だからってこの出汁巻きは勘弁してほしかったです。出汁は日本食の無形文化遺産の一つなんで、小学生くらいの子供にこの漫画で間違った知識をつけて欲しくない。
食堂で犬飼いだしたときとか、学校給食作るときとか、食品衛生法とか主人公の頭には少しくらいはないんだろうかと思ったり。
他にも皇帝がお供1人で下町にある食堂にちょくちょく顔出したり、なぜか王妃候補の対決がキノコ取りだったり…
いやーとにかくツッコミどころ満載です!
お話は王女と皇帝のラブストーリーをベースに、お料理チートとご都合主義でなんでも解決。どっちかっていうと美味しい料理を食べてもらって喜んでもらえてよかったな、というパターンでほのぼのするだけのストーリー。ゆるーく浅く、トンデモ設定に目を瞑って読まないと読みきれなかった。
GWの暇つぶしに全巻無料で10巻まで読みましたが、購入するほどではないと言いきれます。
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