愛を積む楽園【単行本版】
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愛を積む楽園【単行本版】

rasu

病める時も健やかなる時も

ネタバレ
2026年5月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても良かった。表題+短編2作。三作通して病める時も健やかなる時も愛する人と人生を共にするというようなテーマを感じました。表題、25年分の記憶を失った受け。受けの中では大学生のピチピチカップルだったのに急におじさんになってる!?という状態。なかなか戻らない記憶と、更に失っていく記憶に焦燥感を募らせる受けと、大切な思い出を忘れてしまっている受けに寂しさと悲しみを覚える攻め。覚えてなくてもその人の本質は変わらないのがグッとくる。46歳、その先いずれは通る道ではあっただろうと思っちゃうけれど当事者からしたら一大事だし辛いよね。その他、余命のある復縁カップル。立て続けにパートナーを亡くしても挫けない攻めがタフだ。覚悟を決めていたのに、宣告されていた時期を乗り越えて希望や欲が出てしまう描写が印象的だった。もしかしら…と思って過ごす方が後々辛そう。幼なじみラブラブ年の差カップルの話も良かった。そっち!?という驚きを久しぶりに味わった。
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