鬼と天国 及 【電子限定特典付き】
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鬼と天国 及 【電子限定特典付き】

お吉川京子/阿賀直己

ずっと普通

ネタバレ
2026年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無印版から一気読み。ずっと普通。ずっと等身大。ずっとおじさんだし、ずっとぐだぐだしてる。その普通さがリアルで、アラフォーの生々しさがあってとてもよかったです。人生って、そう上手くいかないよね。みたいな共感と物語としてのワクワク、ラブストーリーのドキドキもあって、静かだけど優しく切なくて、救われる映画を見た気分になりました。救済の物語だった。
えっちなシーンは無印版が一番激しく刺激強めで、及は割と終始落ち着きがありノーマルな濡れ場でしたが、あくまでも日常の延長の中に行為があって、特別な人とする特別ではない事の雰囲気が深まっていてすごくよかった。
回数を重ねるたびに、青鬼が最初に言った"身体を重ねる"になっていったんだなぁ…って、感慨深さすらありました。
心を重ねるって難しいけど、この人には知っていて欲しいと思ったら不器用でも不慣れでもかっこ悪くても、頑張って足掻くしかないよね。って、忘れかけていた気持ちを思い出した気分です。
青鬼は天獄に確かに救われただろうけど、天獄こそ青鬼に人生を掬い上げられ見つけてもらえたんだなぁ…よかったね…(涙)ってなりました。
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