君も知らない邪恋の果てに
」のレビュー

君も知らない邪恋の果てに

鈴木あみ/樹要

親不孝な息子達

ネタバレ
2026年5月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ なんともBLらしいです、受けが最後まで致す相手は一人のみって。でも中学卒業後の水揚げ時期に間に合わせる為、2人の再会が2年後となり、お話しの展開にかなり無理が出て来てしまったと思います。攻めはわずか20歳です。普通に高校を卒業し2年、そんなまだ子供のような彼が闇金で財を成し、色々なコネを持っているってとても不自然。遊郭での散財、身請けの費用、そして旅館の買取と億のお金が必要なのでは?そんなお金を手にするために18歳がしたであろう極悪非道な行為の上に成り立っている彼らの幸せって… きっと受けと同じように身内に売られた子供達が何人もいることでしょう。で攻めの今後は闇金から足を洗い医大へ進学?ふ〜ん良かったね、と冷たく一言送るだけです。

春を売る事を合法化するのは何も問題ないです。でも家族が未成年の子供を使い前借り出来る制度が許されているってそれはあり得ないでしょう。

継いだ家業を怠慢で潰しただけでなく、自分の弟を遊郭に売り女衒になり下がり、そして最後は詐欺で刑務所行き。医大に合格し支援の約束までしてもらったのに闇金という犯罪に手を染める息子。育て方を間違えた?何にせよ親が気の毒です。

小さな恋の物語からの再会、すれ違いの両片想い。でもそれ以外多々気になり過ぎて作品に集中出来ませんでした。
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