首なし精霊様に口づけを
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首なし精霊様に口づけを

蓮地

誠実なテオ

ネタバレ
2026年5月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻完結。人と精霊の恋。
魔物によって死の呪いを受けた生命力が絶大なテオ。
解いてもらうため、旅をしながら様々な魔法使いにお願いしても、手がつけられないと断られる。精霊ならばと思ったが相手にされない。
よい薬草があると聞き、山深く入り、倒れていた精霊に出会う。力を取られ瀕死の状態。
テオの生命力を分け、精霊の力を取り戻したら、呪いを解いてもらうことで契約した。

人間が好きなのに人間を恨む精霊。死にたくないと思いながらヤケにならず、誠実に精霊にも生活にも向き合うテオ。ほんと、いい子だ。

最初に、首のないよい身体の精霊がドドーンと出てきて(笑)首から上がないけれど迫力あったな。
自分が辛い目にあっても、他者に優しく穏やかで誠実なテオに絆されていく精霊。わかる!テオにはそういう魅力があるね。

力を分けるに一番よいのは、マンガあるあるの性 交(笑)顔のない精霊を知るようになって大切に思うようになるテオ。距離をとっていた精霊もテオを大切に思い始めて。
契約だけではない感情が、2人に芽生えていく様が静かに描かれている。
力が戻った精霊はちょっと偉そうにテオに側にいることを命じるところ、可愛いね。

ほんと、優しい御伽噺だ。何故か、志水先生の「是」を思い出したな。素敵な作品でした。
エチあり。顔なしとのエチ、何気に違和感なし(笑)
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