21エモン
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21エモン

藤子・F・不二雄

懐かしさと未来への夢想

ネタバレ
2026年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ “未来”を描きながら、そこに暮らす人々の生活臭や悲喜こもごもを描いた一作

宇宙旅行が当たり前になった時代なのに、舞台は格式だけが立派なおんぼろ旅館――この発想がまず抜群に魅力的
次々やって来るクセの強い宇宙人たちに振り回される騒動劇はテンポが良く、藤子・F・不二雄先生らしいアイデアの洪水に何度も頬がゆるみます
モンガーの不思議な愛嬌、ゴンスケの妙に人間くさい執念、そして宇宙へ憧れ続ける21エモンのまっすぐさも心地いい👌
後半は宇宙冒険色が濃くなり、児童漫画の枠を越えた少しブラックなSF短編のような味わいまで顔を出す‥

懐かしさと未来への夢想が同時に広がるSFコメディ
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