このレビューはネタバレを含みます▼
桐山がなぜそうなったのか、6巻でも明らかにならず。ここまで頑なだとやはり理由を知りたくなりますよね。
もう自分自身のトラウマなんかではなく、もっと根深い、家庭環境や近しい人との過去が関係しているんだろうけど。恋愛で壊れてしまった家族がいたとか。
ですが個人的には、そのトラウマを明かさないスタイルは好きなんです。
全て把握した上で切なさややるせなさ、恐怖なんかを共有するスタイルも泣けるけど、桐山はそういうタイプではないですし。
読者も一緒に、このミステリアスな変わり者を堪能する感じが好きです。
明かしてしまうと一気に桐山が人間になるわけで、それを何よりも嫌っているのは本人であり、変わる気もさらさらない。。が!次で変わるのかな。
それはつまり物語の終末を意味しているのですが、とても楽しみです。
素敵な未来があるなら待ても悪くない。
けど、この2人は別の道コースもあり得るんだよなぁ。それもそれで良い気もするんだよなぁ。なんて。
どちらにせよ好みが別れそうな作品ですが、個人的には好きです。
小夜も冷静で知性的だし、もどかしいのも良いし、進んでいないわけではないので。
ところで高端はいい男だね。
いいパパになりそうだし、小夜にも合ってる(こういう夫婦いますよね)というか幸せになれそうなのは高端なんだけど、そうはいかないのが恋愛だよね。
6巻は2人の絡みが少ないぶん素敵なサブキャラが大活躍だったので、今後のサブキャラの動きにも期待します。