このレビューはネタバレを含みます▼
こちら読んで最初から陛下派の私は35話以降の続きが気になり原作小説購読してきました。結論、陛下派の私は途中で何度も挫折しそうになりました。陛下を始めレスキア側達の心情が明かされるまではイザク派が楽しめるかと...
そして三角関係が大丈夫な方は楽しめると思います.....
若くして大国に嫁がされた王子、世界の王である皇帝陛下、洗脳された憐れな獣人、絶対的な階級に囚われた神官達それぞれの成長と立場故の葛藤と苦渋、神山の闇と世界の均衡を保つため新たな時代を築くことに命をかける人間達を描いた壮大ファンタジー...私は35話以降展開のセナの男優先で母性欠如が過ぎる行動に興醒めでしたが皇帝陛下の海より広く深い愛と人間力が素晴らしく読み切れました。
若いセナが様々な経験から人とは国とは世界とは、神とは何かを学び愛を与えまた、受け入れる、そういったお話です。
先にも述べましたが個人的にはセナがいくら若くても共感出来ない箇所が多々あり最後まで納得行きませんでした。ただ読む人によって捉え方が違うと思いますので総評的には楽しめると思います。私自身も主人公を最後まで受け入れられない感情が自分自身の考え方と向き合えて結果面白かったです。
竜王の婚配を巡った世界の縮図に関わる話なので登場人物も多く小説よりコミカライズの方が読みやすい様に思えます。各々の感情を表現してくれればの話ですが、現時点では分かりにくいので一つ一つの細かい描写から汲み取って読み進めることをお勧めします。本当は小説版を読む事をお勧めしますけど!
また神山の闇はかなりえぐいです、ジャコウノウ狩りのくだりが苦手な方はお気をつけてください。
気になる点は夜の陛下との散歩ですが原作と異なってて残念です。偶然出会うのと連れ出すのは陛下の心情が違って見えてしまうのでは?そして大切な贈り物エピをすっ飛ばしてますよね、あれは読者には伝わる数少ない陛下の心情で抜かさず入れて欲しい。このままだと無情な陛下認識のままです......特に序盤は陛下のお心が分かりにくいので読者にフラットな気持ちで読めるようにして欲しいです。。ただでさえイザク派が多いんだから笑
色々言いたい放題言いましたが笑、単純な異色オメガバファンタジーではなくて読み応えある作品ですので気になる方はまだ話数少ない今から購読をお勧めしますよ!