このレビューはネタバレを含みます▼
なんか、絵柄もストーリーも、素朴なんだけど土台がしっかりしてるというか
ほのぼのしてるんだけど骨太というか
安心感がありました…。
描かれるのは、15年前に劇的な駆け落ちから始まったとは思えないほど何てことない日常で始まる物語。
その変化に乏しい日常の中で、いつまでもお互いを大好きでいられるのって、羨ましいな。
もちろん、そんな素朴な日常には歴史があって、ちゃんと紆余曲折してここまで来てる。
重たい話も淡々と、読者が一番読みやすく噛みしめやすいスピードで、するっと入って来る感じ。
奇抜な設定や劇的な展開が無くても、ちゃんと面白い。
色んなことを冷静に考えちゃう日下の気持ちの方が自分に似ていて投影しやすいし、
だからこそ全身で好きを伝えてくれる御厨がパートナーで、ひたすら羨ましい。
アタマお花畑かと思いきや、実はちゃんと戦略的で、かと思いきややっぱり天然お花畑かよとか
クララが立ったのオマージュとか
あちこち大爆笑ポイントもあり。
ほんと面白かった。一冊、濃かったなー!!
他の作品も是非読みたいです。