酔っ払い令嬢が英雄と知らず求婚した結果 ~最強の神獣騎士から溺愛がはじまりました!?~(コミック)
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酔っ払い令嬢が英雄と知らず求婚した結果 ~最強の神獣騎士から溺愛がはじまりました!?~(コミック)

オオトリ/長月おと/中條由良

とにかくルカーシュ様がいい男。

ネタバレ
2026年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ ルカーシュが公爵家の三男ながら騎士爵も持つ神獣騎士団の団長であり(地位も金もある)見目麗しく、思いがけなく夜会で出会ったヴィエラの契約婚の申し出を渡りに船と受けながら、ヴィエラの人となりに触れるにつれて彼女に惹かれていき契約の夫婦でなく真に想い合う夫婦になりたいと願って彼女に寄り添えるように行動していくところが本当に男前。
それに比べてしまうとクレメントが家庭の事情により仕方のない状況とは言え、難易度の高い仕事をヴィエラに大量に課し続けることで魔法技術を向上させ業績を上げさせるという方法は全くの愚策。ヴィエラがクレメントに嫌がらせをされていると思われても致し方ない。たとえクレメントの思惑が上手くいってバルテル家にヴィエラが入ったところで苦労するのは目に見えているのよ。
貧乏子爵令嬢であるヴィエラが、病に倒れた父の領地を継ぐため誰でもいいから婿をもらって来いとの知らせを受けるところから始まるこの物語。王宮魔法使いとして職を得ながら収入の大半を領地に仕送りするという賢く努力を惜しまず領民思いの領主の娘ヴィエラ(まだ学生の妹エマもとても良い子!)。彼女はクレメントが思うように囲い込まれて幸せになる女性ではないのだ。一人で咲ける花。
できるだけフラットなものの見方、一人で生きていけるように教育することの大切さを改めて感じたお話。
まだまだいろいろなことがあるのだろうけれど、ヴィエラとルカ様が相思相愛幸せな夫婦となるのを楽しみに見届けたい。
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