雨傘をとじる夏
」のレビュー

雨傘をとじる夏

後藤

泣いた

ネタバレ
2026年6月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 叔母夫婦と暮らしている高校生の恭介と社会人の森本新(あらた)が出会い交流が続いていく中で生まれていく恋心を描いた作品。

新と恭介の他愛もないやり取りや叔母夫婦に癒されながら読み進めていると徐々に新の過去の出来事が分かってきます。それを知った恭介の行動力たるや!!かっこ良すぎる!!

「勧善懲悪」という言葉が何度か登場するのでその言葉がガッツリ記憶に残った状態での、この展開が本当に素晴らしかった。
恭介ほんといい男だよぅ。そして新もいい男の恭介にふさわしい、いい男なんです。

新と元同僚の守屋との会話や演出の仕方に唸りました。守屋の出番はとても少ないにもかかわらず人となりがちゃんと伝わるんですよね。1巻完結という縛りがある中で作者様、凄い!って叫びたくなりました。

新がひたすら耐えて我慢して泣き寝入りして終わるお話しじゃなかったのが本当に良かった。生きることに希望が持てる作品でした。

好きなシーンたくさんありますが描き下ろしの217ページの会話に涙しました。こちらは歓喜の涙でございます。キュンが止まりません。修正が必要なシーンは登場しませんが大満足の素晴らしい作品でした。

ページ数→220ページ
描き下ろし→5ページ
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