図書館の大魔術師
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図書館の大魔術師

泉光

久しぶりに本物に出会った

ネタバレ
2026年6月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無料から入りましたが、一気に全巻読みました。
図書館を題材にここまでストーリーを展開出来ることに、まだ漫画の可能性があることを再認識しました。
この漫画の面白いところは、場面の構成にあると思います。急に変わる場面も多く難しいと感じる方もいるかもしれませんが、その全てが伏線となりメインに繋がります。
登場人物や種族などの新しい情報が多いので、覚えきれなくなりそうですが、重要人物はしっかりとメインに関わってくるのであまり気にすることなく読み進められると思います。
作画も背景までしっかりと描かれていて、とても綺麗です。一点物申すのであれば、キャラクターが絵で判別し辛いこともしばしば。しかし、これは種族を描くにあたって、種族の特性を表現するために似てしまうのは仕方のない部分でもあるのかなと納得しています。
引きとカット割も最高に上手いです。
ここまで惹きつけられたのは『言葉』による表現です。
図書を扱う題材なので、文学的、哲学的な言葉も多々あります。その中に読み手に刺さる言葉は必ず出てきます。
10代の若い子にも読んで欲しいですが、仕事に悩んでいる20〜30代にも読んで貰いたい作品です。
この漫画が純文学とするならば、ワンピースは絵本です。
そのぐらい密度に差があります。
たまにこういう出会いがあるから電子書籍はいいですよね!とシーモアの宣伝もしつつレビューとさせていただきます。
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