このレビューはネタバレを含みます▼
勇者が誰かってのは、ほぼ読者には最初からわかるようになっているので、そこら辺のドキドキはなかったものの、わかるからこそ勇者の今までの努力と執着のすごさがわかります。いつリヒトにバレるんだーという面白さはありますが。
さて、リヒトがオメガとわかってからの出来事はとても悲しく切なくて、あんなのは家族ではないし、国王も変態すぎてヤバい。逃げ回ったリヒトはえらい!!
そして勇者。勇者になった理由からして切実で、よくここまで頑張ったなと。何よりリヒト以外に興味がなく、どんな誘惑にもなびかない一途さが最高!何ならリヒト以外の人間はどうでもいいとさえ思ってる勇者の想いは重くて好き笑。
国王も聖女も自業自得だけど、聖女に関してはある意味すごいなと感心した。だってあんなに冷たくあしらわれ続けてるのに、諦めない鋼の心。魔王討伐の旅を含めて3年以上冷たくされててあの行動。逆にすごいよね。まぁ勇者はリヒト命なので何しても無意味だけど笑
子供の頃からの夢を、離れてる間も心に大切に持ち続け、再会してから2人でまた夢を叶えていく姿はとてもいいです。眷属という愉快な仲間たちに囲まれ、時にはケンカしながらも仲良く楽しく過ごしていく明るい未来が見えました。国民の前では役割を頑張るものの、実はオメガの嫁に尻に敷かれるアルファの勇者という図が面白い。何よりお互い未経験のハジメテ同士ってのが最高に燃えた!初を乗り越えてからは勇者の欲が爆発してますが…。初恋叶って良かったね!!