ヴェールの聖女 ~醜いと誤解された聖女、イケメン護衛騎士に溺愛される~(コミック)
うれい逸/山田露子
これから転生する人達、気を付けて?(怒)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
過去の転生者達が盛大にやらかしたせいで、今回の転生者は最初から嫌われている。可哀想…(泣)
主人公は大学生の祐奈(19)。横断歩道で脈絡もなく突然異世界転生した。戸惑っているにも関わらず、初対面の神父の名前をきちんと覚えて呼びながら会話する。礼儀正しく警戒心がない。
冒頭の「私は醜いのかな」のくだりは少し長い。神父のモノローグで全部わかってるので「祐奈、大丈夫だよ〜」と何度も言いたくなる。タイトルも『この子は醜くありません!』と主張してる(笑)。だけど表紙の祐奈はあまり可愛くない。
突如始まる神父のモノローグ。三本指でカップを持てる19歳。最初ちょっと頭を使う。疲れてる時は流し読みで良い。
ダグラスは登場した時、「強気な青年」くらいに思ってたけど話が進むにつれて「頼む!ヒーローにならないでくれ!」と願った。違った(笑)良かった(笑)もう立候補してくんなよ。(この辺りは皆んな口がずっと同じで面白い)
(先に言うけどラング准将はマジでかっこいい。当て馬かと思ったら違った(フ〜!)。表紙は「どっち!?」と何度も見比べ。ここまできたらラング准将で間違いない。ラング准将しかいない。「甘いものを食べに行こう」のシーンも誇らしげなシーンも良い…。オズボーン、リスキンドも良いよ。カルメリータは敵だと思ってた(すまん)。こんな楽しいしりとりあるんか…。「意外とお転婆ですね」…ぐっ。)
祐奈は「悪い事してないのに気圧されてはだめだ」と負けない。コネエピソードも「お前らの方がコネでは」と気付ける頭の良さ。回復魔法に「回復」と名付けるセンス。
義手の女性は美人すぎるけど頭プリンすぎない?この子、聖女で良い。この時の祐奈は流行り動画みたいだった(笑)
ここまですっっごいツッコミながら読んで、「1巻で終わろ」と思ってたけど、祐奈が「ーーずっと心細かった」って異世界に来て初めて泣くの。
「!!…そうだよねえ!!?」って泣いた。
突然知らない世界に迷い込んで嘲笑われ、罵られ、除け者にされる。帰れない。怖い。寂しい。誰かーー!!
って思ってたよね!「うあ〜!祐奈ぁ!!」
もう自分は祐奈の味方になった。
だから転生する人達気をつけて?こういうのは異世界だけじゃなく、国、地域、学校、職業、性別とか色んなところにあるんだろうけど。
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