傍観者の恋【単話売】
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傍観者の恋【単話売】

吉田了/ナツ/あき

2回は読み返してほしい!!

ネタバレ
2026年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1回目は、モヤモヤしながら読みましたが、話が進むにつれてノアの心情も分かってくると、もう一度最初から読み返したくなります。2回目は「この時点ではもうノアの気持ちが動き始めてるんだな」とか「この言葉の意味はそういうことだったのね」と納得しながら読めます。ノアが実姉に抱いた感情は確かにLOVEだったかもしれませんが、それはあくまでも恋愛とは違う種類の愛だった。最愛の家族という意味の愛。レイチェルとアリシアへの想いの決定的な違いを16話で語られているように、アリシアには欲望や嫉妬などの黒い感情が溢れなかったというのが、それを物語っています。対して、レイチェルには他の男性が近寄れば嫉妬をし、レイチェルを傷つけようものなら友人でさえも絶縁すると言い、それを当初はノア自身、友愛なのだと思っていましたが、それこそが恋愛感情の伴ったLOVEであると気がついていたから、10話では「恋だと思ってた」とレイチェルに言ったのだと思いました。ダンスのシーンでは、互いに同じ想いを秘めながらダンスをしていたのが、ノアサイドを読んで「くぅ〜ッ!!」となりました。そして、影の立役者であるオースティン!!彼もまた、愛のある人間で愛おしく思いました。オースティンだけは、最初からノアとレイチェルの気持ちが分かっていたのだと思います。13話を読んだ時の個人的な見解ですが、オースティンもまた、レイチェルに恋をしていたのではないのかな…と密かに思っています。オースティンの愛の形、アリシアの愛の形、ノアの愛の形、それぞれがどんな種類の愛だとしても、確実にその矢印はレイチェルに向けらた愛であり、レイチェルもまた、それぞれに対して愛で返している壮大な相関図がとても素晴らしい物語だなぁと感じます。皆それぞれ「傍観者」だと自分を思っているけど、はたから見れば、実は自分が当事者であるんだと、今自分達が生きてるこの現実世界でも、そうなのかもしれないと考えさせられました。とても深い深い物語でした👏✨
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