どろろ 手塚治虫文庫全集
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どろろ 手塚治虫文庫全集

手塚治虫

百鬼丸とどろろとの絆の深まりも見どころ

ネタバレ
2026年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 週刊少年ジャンプで少し前に連載していた「カエデガミ」のネットでの感想に、"「どろろ」に似ている"という口コミがあり、そこから興味を持ち、読み始めるに至りました。(あとから妻夫木聡さん主演で実写映画されていると知り、そういえばそうだったか!となりました。)

本作は妖怪に身体の48箇所を奪われて生まれた百鬼丸が、妖怪退治をしながら身体を取り戻すお話が本筋で、読み進めるうちに自然と百鬼丸に感情移入していきました。百鬼丸とどろろとの絆の深まりも見どころです。

2巻の半ばまで来たあたりで、巻数的に身体の残りを取り戻すには足りないのでは?と心配しつつ読んでいましたが、ラストは無理矢理締めくくったような終わり方だったのが、唯一残念でした。(当時、他の作品を掛け持つことになり、手塚治虫さん御本人の「どろろ」を完結させることへの熱意が減退してしまったとのことでした[あとがきより])ただ、それを除いてもとても素晴らしい作品であることは間違いありません。一読の価値ありです。
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