このレビューはネタバレを含みます▼
大島先生作品は、みんなレビュー書いていたかと思ったけれど、2作品書いていなかった。そのうちのひとつ。
確か、デビュー後2番目くらいのコミック。2017年作。
表題作と「街角のプロローグ」前後編の組み合わせ。
表題作は、タイトルが比喩するように、人の表裏が描かれている。
主人公の攻めは課長。シゴデキでクール、一目置かれている人物が、職場でみせる顔と別の側面を心に抱えている。
その生育歴からみて、大人の愛着障害気味で試し行動が止められず、離れて欲しくないのに、相手がどこまで許容するか、愛情を見せない形で冷たい態度や行動、セッ○スしかしない付き合い方をしてしまう。
受けは、明るいところを歩いてきただろう、大事にされることを知っている人間である部下。
自分の性的対象に密かに悩んでいたところにつけいった。
だけど、本当にいい奴で!
課長の闇と病みを救った日向の人だった。
なんかねぇ、課長は愛情に飢えていたね。
街角のプロローグは、イタリアに留学した日本人とシェアを受け入れた気難しいイタリア人の話。
キスしかない話なんだけど、本当に恋のプロローグで、恋人編が読みたいくらい。
全体的に、いまの大島先生作品よりダークさや憂いがあるけれど、こういうのも好きだな。
表題作は、エチあり。ハッテンバでのモブもあり。