死に戻りの花嫁は冷徹騎士の執着溺愛から逃げられない(分冊版)
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死に戻りの花嫁は冷徹騎士の執着溺愛から逃げられない(分冊版)

ぽこた/無憂

感情移入

ネタバレ
2026年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 現在最新6話までの読了です。
この手の死に戻りや転生でヒロインがヒーローから逃げたいパターンのお話はよく読むのですが、ヒロインの逃げたい意思が薄弱、前世(原作)と流れや人物の言動が異なるにも関わらずあまりにも頑なに“今”を見ようとしないヒロインに辟易して、などで途中離脱してしまうことが多いのですが……こちらの作品はそういったことがなく、最初からしっかりヒーローに不信感しかなく(ヒロインと同じ目線で見られる、感じられる)、ヒロインの前世もとてつもなく悲惨でそのトラウマに自然と涙が出てきてしまうような境遇なのでしっかりヒロインを応援しながら、ヒーローはどういうことだったの?どういつもりだったの?としっかり話に入り込むことができました。わたしは個人的に、ヒロインとヒーロー間の誤解が読者にとってあまりに分かりやすかったり序盤からヒーローの気持ちや境遇が明かされてしまうと、逃げられたり冷たくされるヒーローが可哀想になってしまうので序盤しっかりモヤモヤさせてくれつつ前世との違い、もしかしてヒーローにも前世の記憶があるのか?だとしたらヒロインにも記憶があることは気づいてなさそう…?など色々と考察…というほどではありませんが、考えさせてくれる展開なので一気に最新話まで読んでしまいました。ヒロインの前世の最期の記憶部分はかなり悲惨ですし、これは漫画として視覚的に表現されている分より嫌悪感をこちら側にも与えてくれるものでした。こういった展開自体は数あれど、女性向けの作品で所謂「ならず者」たちがここまで不快感満載なビジュアルで登場するのはなかなか珍しいのではないかと思いました。ヒロイン目線の構図も多めなので本当に、ヒロインと一緒に不快感を抱きやすくヒロインがヒーローを拒む場面でも「ヒーローがかわいそう(涙)」とはまったくならなかったです笑。読者をヒロインと同じ気持ちにさせてくれる話の運び、描写が多いので個人的にはストレスなく読めています。続きもすごく楽しみです。
どうやらヒーローも前世の記憶…どころか何やら更にもっと色々と事情がありそうなご様子ですが、とにもかくにも前世はどういうことだったのかどういうつもりだったのか、ヒロインのこと本当に全部包み込んで深く愛してくれるのか、何よりとにかくヒロインは本当に本当に幸せになってくれ……という想いで続きを待ちたいと思います。
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