ソレイユの夜明け~不義の子と呼ばれた、公爵令嬢の婚約の行方~
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ソレイユの夜明け~不義の子と呼ばれた、公爵令嬢の婚約の行方~

桃井すもも/蜂不二子

切ない初恋から幸福な結末まで

ネタバレ
2026年7月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんだったけど、レビューどおり読み応えもあってすごくよかった!末っ子王子との淡い初恋は、すれ違いから互いの気持ちを知ることもなく、両片思いのまま終わってしまった。巻末のSS、Nの夜明けが切なさを倍増させる…。ヒロインは深窓の箱入り令嬢なために人の機微に疎いものの、隠され育った領地で英才教育を受けており無垢な上にとっても聡明。そんなヒロインにヒーロー王太子が陥落するのも必然かと。傷ついたヒロインを救い出すとか耳障りのいい言葉じゃなく、たったひとつ欲しいと思ったものだけ何を傷つけても手に入れるとそこまで望まれたら、女としてこれほど嬉しいことはない。為政者として狡猾さはあれど、ヒーローとしては満点だね。この気持ちの強さが、兄弟の命運を分けたんだなぁと納得。久々に心に残る作品でした。
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