ケーキの切れない非行少年たち
」のレビュー

ケーキの切れない非行少年たち

宮口幸治/鈴木マサカズ

私には何ができるのだろう、と問う本

ネタバレ
2026年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず境界知能の疑いがある子が35人クラスの中に5人の確率でいると知って驚く。しかし勉強にしろ運動にしろ皆と同じようにやっても覚えられない子、何度やってもできるようにならない子は確かにいたよな…と過去を振り返ってみて納得した。そういう子に対して「なんでもっと努力しないの?」「できないなら何故そう言わないの?」と上から目線で見ていた私は、非行少年や少女を生み出す側の典型的な人間だったのだなあと気付く。スーパーのおばちゃんのひと言のように、これからはちょっとだけ優しく接する事ができる人でありたいと思いました。
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