このレビューはネタバレを含みます▼
「魔王」と言われていた膨大な魔力の持ち主ディーン。
彼が男爵家の庶子ユウキに転生したところから物語が始まります。
いやいや…。ディーンの最期、悲し過ぎるでしょ。
もしかして冒頭が物語のクライマックスなのか? と言いたいくらい辛いスタートです。
序盤はディーン時代の登場人物、舞台が良すぎてこちらをメインに見ていたいほど魅力的でした。
が、現世・ユウキの周辺も良い人がいっぱい!
まず序盤では多少ギスギスしていた現世の家族。
ユウキに嫉妬していた長男も結果良い子なんです。
ユウキの正体を知っても態度を変えないところ、凄く推せました。
虐めたり搾取する家族じゃないってだけでも僥倖なのに(そんな話読みすぎ)、皆良い人なんて…この家族凄く好きでした。
再登場して欲しいなぁ。
アイリス王女殿下、公爵令嬢オデットもとても良い子。
というか、この作品良い子多過ぎです。読んでいて嫌な気持ちに全くならない稀有なマンガだと思います。
女の子多めですが、ハーレムっぽくならないのも良い(これ重要)
人物だけでなく、もちろん物語も魅力的。
話が進むにつれて、色んなところで200年前のフィーラ村の遺志を継ぐものたちがいて、彼らがマイロード(ディーン)を村へ導いていく様子は胸熱!
命を懸けて守ってくれたマイロードを自分たちも命を懸けて助ける…村人たちの絆が熱い。
人だけでなく、まさかのコウモリも…!
ワクワクドキドキ展開に目が離せません。
12巻ではまさかのロボット大戦展開。最初読んでたジャンルと違ってきて困惑(笑)
正直、この作画家さんにロボットものは荷が重いのでは? と思ってしまいましたが、どうか…。
この先の展開もまだまだめちゃくちゃ気になるし面白いのですが、どれくらい続くのかちょっと不安にもなります。
この勢いだと50巻くらいまで続いても不思議ではない気もするし、このままクライマックスに突入してもおかしくない。
まだまだ終わらないなら、完結を見届けてから購入でも良い気がしました。
未完にならずに完結して欲しいですね。