このレビューはネタバレを含みます▼
ヤンキーの真木と、その真木の秘密を知っている八十川のお話。
1巻感想
初めはちょっと軽薄そうな印象だった八十川(そういえば2巻で初めて名前を認識したかも笑)。
あまり好きになれないキャラかなぁと思ったのですが、こんなに一途に真木を溺愛するなんて…ですよ!
真木は“男らしく”しなければならないという思いからヤンキーになってますが、幼少期から今に至る生きづらさを垣間見て、本当はとても繊細な人なんだろうなぁと愛しくなりました。
真木とは正反対の、陽キャでグイグイくる八十川。真木が突き離そうとしても、八十川はその壁をじわじわ突破してきます。
真木の感情の揺れに心がギュッとなったりしますが、そんな2人の始まったばかりの恋愛を、お菓子作りの優しい空気がフワッと包み込んでくれています。
2巻感想
八十川は大学生、真木はパティシエ見習いとなり夢に向かって頑張っているところから始まります。
真木は男らしさの呪縛から解放され刺々しさがなくなり、これが本来の真木なんだと嬉しくなりました。まぁツンデレは健在ですけど笑。
それでも、八十川とこの先も2人でいられるのか漠然と不安になったり、感情を言葉で表すのが苦手だったりで、どこかちょっと控えめな感じ。
そんな真木を変わらず一途に愛する八十川。
まだ若いから完璧ではないし、ちょっと相手を試すようなことを言ってしまうことも。でも自分と真木の気持ちに真摯に向き合う人間性を持っていて、自分の非はすぐ認められるし、すれ違ってしまうことがあってもそのままにはしない!これ大事ですよね。
日々少しずつ大人になっていく2人。最後は八十川が就職し、真木も洋菓子店で頑張っている様子が分かります。
高校生の時は2人だけの関係というか、少しクローズドな世界でした。でも、時間の経過と共に2人で一緒に外の世界と繋がっていくように感じられ、ふたりがこの後も穏やかに人生を歩んでいくだろうと思えてじんわり胸が温かくなるラストでした。
長々書きましたが、一言にまとめるなら…
真木がとにかくかわいいから読んでほしい!!!
それだけです❤️