「妹に結婚を押し付けられた手違いの妻ですが、いつの間にか辺境伯に溺愛されてました
」のレビュー

妹に結婚を押し付けられた手違いの妻ですが、いつの間にか辺境伯に溺愛されてました

瑞貴/河原シノ/楠なわて

辺境伯が童顔すぎて魅力薄

2026年8月22日
薬草を収集して薬を作ることが趣味のような地味めの令嬢が、「血を求める辺境伯」と謳われる人物に請われて辺境伯領に嫁いできたコトから始まる物語。
辺境伯はある夜会でヒロインの妹「リリー」と会話した出会いで一目惚れ。多額の準備金を贈り結婚の申し込みをする。
妹は拒絶し(コレはのちに子爵家からの手紙で解る)金欲しさで姉「マーガレット」には事情を説明しないまま強制的に嫁がせる。
辺境伯側の結婚のための書類の確認不足で〝結婚誓約書〟は受理され正式な結婚に至っている為、とりあえずの処置で辺境伯城に留まることになる…というプロローグ。

全体的にストーリーの説明不足からかお話に没入できない感じ。
まず薬作りが得意なヒロインの背景を、物語冒頭の土にまみれて薬草採取の描写だけでは弱すぎます。その知識を得るために並々ならぬ努力をしてきた過去エピソードが欲しいです。
〝華やかな妹〟との格差もあまり感じられず、地味だから結婚は無理…と思っているところも何故なのかの説明不足に感じられます。
辺境伯領で庭師らしき人物(実は辺境伯の叔父)に薬の成分(どんな薬草からできているのか)を訊ねられて、ヒロインからツラツラとたくさんの名前が挙がるのですが、それらを身の回りに置いて管理している描写は無し。(採取に出かけはするようですが…)
辺境領に不足がちな重要な『薬』。ソレが物語の核でもありそうなのに、薬作りにのめり込んでいる様子が薄いことがとても残念に思えます。
私の一番苦手な、作画において〝背景の描き込みが少ない〟という事がなく、キチンとバックが描かれているのは高評価です。
いいねしたユーザ3人
レビューをシェアしよう!