「はめつのおうこく
」のレビュー

はめつのおうこく

yoruhashi

絶望から始まる復讐劇に震える!

ネタバレ
2026年9月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初から容赦のない展開で、ページをめくる手が止まらなくなりました。大切な存在を奪われた主人公が、深い憎しみを抱えながら復讐へ向かっていく姿は痛々しく、それでも目を背けられない強烈な魅力があります。魔女と人間をめぐる世界観も印象的で、ただのファンタジーではなく、科学と魔法、支配する側と奪われる側の対立が物語に重い緊張感を与えています。主人公の感情は決してきれいなものだけではありませんが、その激しい怒りや絶望があるからこそ、復讐への執念に説得力があります。敵味方それぞれの思惑も絡み、次に何が起こるのか予測できないところも面白いポイント。美しい作画とダークな世界観の組み合わせも素晴らしく、シリアスで重厚な物語が好きな人には特におすすめです。読んでいて苦しくなる場面もありますが、それ以上に「この先、主人公は何を選ぶのか」という興味が勝ってしまう作品。壮絶な復讐劇の幕開けとして、強烈なインパクトを残す一冊でした。
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