「【単話】公爵家の長女でした
」のレビュー

【単話】公爵家の長女でした

彩川ぬるぴょ/鈴音さや/たむ

最高っ最高です!!

ネタバレ
2026年9月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻まとまるまで待とうかなと思ったものの、我慢しきれず単話10冊読みました。作画、美しいーっ!! 「転生チート」「公爵令嬢出奔」。あれ、何処かで見た設定。あるある話だ。でも素晴らしさに溜息が出ます。世界観に没入したくなるほど、とても美しい作画の説得力。ローリのきりっとした太眉、大好きです。胸を締め付けられるヒロインと父親、周囲の人々の表情の多様さ、画面の隅々まで季節感と情緒を感じる緻密さ。原作は未読ですが、他の方のレビューを拝見する限り、構成力も素晴らしいご様子。タビーが身体的能力と才能溢れる馬にも関わらず、見た目がぶち模様で生まれただけで、騎士団から疎外され、荷車しか引かされなかった……と、さらりと描かれた2,3コマで私の涙腺が決壊しました。タビーが愛しい。ローリと共に出奔した瞬間。あの瞬間にですよ! 馬番の彼と同じガッツポーズをしたい気持ちでした! 行け行くんだ! タビー!! ですが、お馬さんです。ヒロインの肩に乗れる小動物でもなければ、ご都合よく召喚される幻獣でもないのです。旅の途中でローリと早々に別れる運命では……とハラハラと見守っていたら、10冊目までは今の所、一緒。良かった。そしてローリに寄り添う雄姿。小屋の外で主人を護りたいと願う姿が涙出ます。タビーは絶対に幸せになって欲しい。……で、あ。肝心の「尊きお方」ですね。この人が来なければ、ローリとタビーの旅は続いたかもしれないのに……うむむ。まあ尊きお方の為政者と庶民がブレンドされたような価値観は好感度高いです。
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