「紅椿
」のレビュー

紅椿

三田六十

半年分泣いた

ネタバレ
2026年9月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 人間って1番残酷だよな。佐吉を見た目だけで村八分にしたりする。杖のじーさんが悪いやつで腹たったね。村の若者が佐吉に謝りに来たあたりから涙腺崩壊。佐吉は山奥で1人で暮らしていて、鬼のアカを拾って育てる。ずっと1人だった佐吉は捨てられたアカをそのままにはしておけなかったんだと思う。きっと自分と重なる部分もあっだだろうな。言葉は話せなくてもアカを愛おしく育てて佐吉も幸せそうだったけれど、アカが野生の動物を狩り食べ出すようになりこのまま佐吉と暮らしていいのだろうか…と思ってしまった。案の定、佐吉はアカを山へ返すことにたけれど、その後何年も心配だったよね。生きているのか?会えなくても痕跡だけでも確かめたい!と佐吉は山奥へ足を運ぶ。そしてアカと再会。大きくそして美しく成長していました…相変わらず言葉は話せなかったけれど、佐吉の事は覚えていて、言葉も何となくわかっていたんだと思う。それからは佐吉がアカに特別な感情が芽生えて体を交えるようになる…まぁ、虜になったって感じかな。ある冬の日、山奥に住んでいた別の鬼に襲われた佐吉を助けようとアカがやられてしまった。あぁ…思い出しただけで涙が溢れてきます(T ^ T)瀕死の状態のアカを山に残し下山、そして戻るとアカの姿はなく…。アカお願いだから生きていて!と願いましたよ。年月が過ぎ年老いた佐吉は村の若者に山奥の家に連れていってもらい、最後はそこで迎えたいという佐吉の希望だったと思う。するとアカが現れアカの肉を食わす。そしてアカの命が尽きるまで共に生きる…という最後でした。言葉は話せなかったけれど心は通じていたんだなと思いました。さて…もう一度読んできます!
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