かっこいい





2015年9月13日
文句なしの攻・七青(飄々としているけど強い)と、受・葵(クールビューティー)でした。殺伐としそうなテーマ(葵の飛び込んだ世界が)ですが、残酷な場面ははっきりと描かず、複雑な情勢もシンプルにわかるようになっていて、読み手がふたりに感情移入する邪魔をしません。いっけんタラシ風の七青の葵に対する大きな思いとか、七青に惹かれる葵の素顔とか、琴線に触れまくりでした。わりとドライに話は進むのですが、そこが男っぽいというか、感傷的になりすぎず、七青のかっこよさを引き立てていたと思います。よく言われる作者の画風ですが、私にはかなり好みの絵で、話に合っていると思います。初めてふたりが結ばれるシーンもすごくよかったです。

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日青 さん
(女性/50代) 総レビュー数:14件