このレビューはネタバレを含みます▼
刀と学ラン美少年とそれを支えるお人好しの青年による古代出雲神話をベースにした伝奇アクションファンタジー。連載も楽しく読んでましたが、当時は後半に出てくる忌部やブラジル傭兵らの話がわからずにやや脱落気味でした。ですが15年ぶりに読み返してみたら面白いっ!少女誌でよく連載してましたね〜。一応女の子たちや恋愛話も出てくるけど。ラストは賛否ありですが、あの子は実は産まれた時から闇己本人でただ5年間眠ってただけなんですね。途中作者の絵が荒んでたこともあり(地味な日本風に飽きた?)話が難しいですが、よーく読むと破綻なく予定通りに最後までまとまります。この文庫版にはコミックになかったオマケページもあったのでお得でした。