拳闘はケンカじゃない





2008年1月27日
どのようなことにでも、その実行には、それなりの根性が必要だ。またどのような道に進もうととも争いはつきものなのだ。そしてその争いも、つとめて他人のせいにせず、またその対処も、他人の力を借りず、自分の努力と忍耐だけで解決していくのだとしなければ進歩はない。人と争う場合、憎しみや蔑みをもっておこなうことは厳禁である。そういった心をもって臨んだ場合、相手の心は読めない。争いの中で冷静さを求めるのもそのためである。争えば、争うほど、その者を理解していくチャンスなのである。相手への気配りによって、自分の心から憎しみや腹立たしさを消すことが会得できれば最高である。しかし、かくいう私には難しいことだが、努力目標の一つでもある。いずれにしても、「元気」の父「シャーク堀口」の言葉の中で、「ボクシングはケンカではない」というところがあったが、それを読んで、更に読むことを続けている。

いいねしたユーザ1人
-
名探偵キャサリンの息子 さん
(男性/60代~) 総レビュー数:143件