感情の究極は泣く





2008年1月27日
人間感情の究極的発露は「泣く」ことです。悲し涙、くやし涙、嬉し涙、などなど、涙は笑いの中でも出ます。だから人は、嬉し涙なら沢山だして泣いていたいものですね。しかし、たまにしか出ないのが嬉し涙です。嬉しさで泣けることって僅かなんですよ。その涙を出すために、悔し涙を幾度となく出して頑張らねばならないのは確かです。嬉し涙はそのご褒美なんです。このように考えてくると、人の心って大変なものなんですね。心の動き一つひとつが、体の動き一つひとつを決めるんです。本誌、結城光と水沢裕子の心もどうなんでしょう。若い時の遠回りは、いろいろなことが経験できるため歓迎されるのですが、当事者達はそれをムダと捉えるようなんです。若さってなぜか、せっかちなんです。しかし、若さでいいことは、皆がスタートラインに立っているということで、それぞれの人間関係に同列感があり、遠慮がいらないということなんです。それが歳をとれば、社会的な格差のようなものが肩に張り付き、同列感がなくなるのですね。まあしかし、あれこれ考えながら読むのも楽しいもんです。

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