蜜夜語り
」のレビュー

蜜夜語り

山田椿/秋吉ハル

昏さがいい

2015年11月18日
私が思うソーニャのイメージに割と合ってる作品の一つです。自分の生い立ち故にやさぐれた朔夜が純真な鈴音に出会い苛つきながらも惹かれていきます。何の望みも持たなかったのに鈴音を手に入れる為に執念を燃やす程になる様が主軸かな。策略に長け冷めた振る舞いと仄暗い雰囲気、和物である辺りも更に際立たせています。欲を言えばもっとドロドロ感は欲しいですね。
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