獣の奏者
」のレビュー

獣の奏者

上橋菜穂子

一生物の児童文学作品

2015年11月28日
大人になってから初めて読みました。現実的には不可能ですが「感受性の多感な10才ぐらいの時に読みたかったな、この本を読むためだけに6時間でいいいから10才に戻りたい」と思いました。
ストーリーが地に足のついた暮し・人の感情・生き方を描いているので、ファンタジー小説特有の浮わついた軽薄なキラキラ・ワクワクな部分が全くないのでとても深みがある文章です。心の深い部分に響く作品です。
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