午前零時にさめる夢
」のレビュー

午前零時にさめる夢

サラ・オーウィグ/栗城祥子

双子の兄弟の兄の話

ネタバレ
2015年11月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ デートオークションでヒロインはヒーローに高額で落札され、次の日の朝から翌日の午前零時までデートをすることに。
ヒロインとヒーローの会社は代々敵対関係にあります。
社長のヒーローはあくまでも買収を目的としてヒロインを誘惑し、ヒロインは油断しないように警戒をしているのだけど、お互い惹かれ合ってしまいます。
こちらは一卵性双生児の兄のお話で、牧場経営者の弟がヒーローの作品は「百万ドルの一年間」。
どちらも冷徹な父親に振り回されてしまう流れなのですが、この作品では両家の遺恨が二人の中を邪魔します。
ヒーローの弟がいたずらをするシーンと、後半のヒーローの必死のプロポーズのシーンがすごく素敵で気に入っていて、何度か読み返しています。
この一冊でも十分楽しめると思うのですが、弟サイドも読むと面白いですよ~。
ちょっと気になった点は、おじいちゃんフェイスから孫が生まれるんじゃなくて、フェイスが孫なんだよ…。
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