代弁なのか、何なのか





2015年12月22日
作品の主人公が作家と言うこともあり(もしくは伴侶)作家としての、女性としての有川さん本人のリアルな鬱憤を私小説として、ぶつけているような、感想を抱きました。(実際はフィクションだそうですが)そしてそれを手に取ったことによりそんな剥き出しの感情的な日記をうっかり読んでしまったような後味の悪い気持ちにも、何か共犯者にさせられてしまったような、なんともモヤモヤした気分になりました。
好き嫌いは人それぞれなので、この作品が大好き、みんなに読んで欲しい、と思う方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、後味の良い読後感を求める方には、お薦めしません。
また、合間に起こる展開の羅列は、きっと、どこの家庭でも起こりうることなので、心当たりがある方にはすんなり入り込める世界だと思うのですが、有川さんの書くキャラクターは、どこか完璧すぎるので、そのリアルをただの空想で終わらせてしまってるのかな、という印象もあります。
もうライトノベルは描かないんでしょうか。
どんなにシリアスでも毎度テンポよく進む、有川さんの作品は好きですが、今回ばかりは受け付けなかったです。好きな人には申し訳ないですが、こういう感想も、ご参考までに…
好き嫌いは人それぞれなので、この作品が大好き、みんなに読んで欲しい、と思う方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、後味の良い読後感を求める方には、お薦めしません。
また、合間に起こる展開の羅列は、きっと、どこの家庭でも起こりうることなので、心当たりがある方にはすんなり入り込める世界だと思うのですが、有川さんの書くキャラクターは、どこか完璧すぎるので、そのリアルをただの空想で終わらせてしまってるのかな、という印象もあります。
もうライトノベルは描かないんでしょうか。
どんなにシリアスでも毎度テンポよく進む、有川さんの作品は好きですが、今回ばかりは受け付けなかったです。好きな人には申し訳ないですが、こういう感想も、ご参考までに…

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なー さん
(女性/40代) 総レビュー数:10件