読み返す程面白い！続刊マジ欲しい〜！

190ページ、丸1冊表題作。

★5を軽く凌ぎ、好きなBLトップ3に入る！
それ位私は好き♪超ヒット！

ただ好みは大きく分かれる。
最初一見酷い展開だし、1回読んだだけじゃ理解しにくい関係。
普通の分かり易いハピエン&ラブラブを期待する方には向かない。

何度も読み返してますが、その度に微妙な彼らの気持ちに気づき、
3人の複雑な愛情の関係もだんだん自然に見えそれも有りだと思えてきます。

それぞれに視点を当てた展開。心理描写が良いです。
ありえない関係を受け入れていく、残りの二人の気持ちの変化にキューっとくる。それだけヒロイへの想いが深さを感じます。
そういった三者三様の気持ちの変化がHにもあって、超ドキドキ。

すごく良かったので、その先の展開まで読みたかった！
続刊、超〜欲しい〜〜!!!
その後だけでなく、タケとヒロイの過去やこの三角関係の土台の話とかもぜひ読みたい。2人の過去がわかるとこの複雑な関係にも共感出来て、もっと面白くなりそう。
灰皿のその後の話も！
タケのデレ期、ミネが落ちるところ、見たい！痺れそう〜（笑）
作者さん&担当さん、ぜひ続刊検討してください!

（余談ですが）
愛情にはいろんな形があって、中には他人には理解し難くても、当人達にとってはそれが心地良い関係だって実は多い。
そんな稀な形の1つがこのお話かなと思いました。
特殊だからこそ、理解されにくかったり複雑な気持ちが切なさになって魅力的なお話になるのかも。