黎明のアルカナ
」のレビュー

黎明のアルカナ

藤間麗

長編ファンタジー大作

ネタバレ
2015年12月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 良い意味で、ロキのための話だと思います。すべては最終回のためにある!!とにかくロキが切なくて泣けます。読み返すと絶妙に伏線もあったりして、一読目に受けた印象と解釈が変わったり…
色んな登場人物たちの「愛と憎悪の物語」だという評をみましたが、その通りだと思います。ロキはナカバを、カインはシーザを、憎んでるけど愛してる…っていう。すごい感情ですね
ロキがナカバに恋愛感情を抱いていたかは個々の解釈だと思います。とにかく衝撃と切なさが押し寄せるラストでした…名作だとおもいます。
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