藤原征爾君追悼特集に寄せて
」のレビュー

藤原征爾君追悼特集に寄せて

吉池マスコ

表紙通りモノクロな印象

2016年1月3日
まず、絵が素朴で酷く淡白です。これで大分損している感じがします。感情が生き生きと訴えかけてくるタイプの漫画ではなく、読者の想像力や、感受性しだいな感じ。 タイトルから重苦しい感じを覚悟していたのですが、そうでもなかったです。熱心で一途な編集者と、寄り添う二人の毛色の違う作家。三人の人生が交錯します。波瀾含みのストーリーの割にはお話の進みが早い感じがしました。感情をもっと丁寧に見せて欲しかった。ラブシーンは静かですがそれなりにあります。
良かったけれど、読み返しはしないかもと思うので☆3.5です。
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