すれ違い系王道ストーリー

ネタバレ

2016年1月4日

このレビューはネタバレを含みます▼ 伯爵令嬢のヒロインは亡くなった母親の為に父親が集めてきた薬草を育てるのに夢中で、外の世界を知らずに育ってしまった。
ある日見知らぬ青年に大事な薬草を荒らされてしまい、思わず頬を打ってしまう。
その青年が王太子のヒーロー。
物語の舞台が自分の家とお城だけなので、あまり動きのないお話で、勘違いによるすれ違いの王道ストーリーです。
全体的にほんわかした雰囲気で、想像していたヒーローより純真で可愛らしかった。
ただ、19歳女嫌いのヒーローのねちっこくSっ気たっぷり余裕たっぷりの責めは、経験によるものなのか、温室に逃れた大雨の時、扉が閉まっていたのはどうなったのか、ヒロインに男がいるという誤解は解けたのか、エメラルダは父親に愛されているのにやっぱり隠しちゃうの？何で別の男性の子なの？ヒロインの亡くなった母親と同じ様な症状のエメラルダは絶対に元気になるのか？とか細かい事が気になってしまって、もやもやが残りました。
今回のキャンペーンでこの作者さんの作品をもう一作購入したのですが、雑な部分があると頭の中で整合性が取れなくてイライラするので読むのが怖いです。

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RyoMe さん

(女性/50代) 総レビュー数：344件

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