ERR_MNG
胸がいっぱい
2016年1月12日
ハラハラドキドキで、あっという間に最終巻まで読んでしまいました。ラブストーリーにも、ファンタジーにも偏りすぎず、幅広い年代の方に受け入れられる作品かと思います。主人公の訴えたいこと、作品を通して訴えたいことが、胸に刺さり、読み終えた時ジーンと来るものがありました。人種差別、階級差別など、現実世界、そして日本にも表向きには撤廃されても、まだ、根強く残る問題です。それらを考えさせられる作品だと思いました。また、不思議な力を持つ人達の運命が、余りに切なく主人公に感情移入せずにはいられませんでした。久しぶりに、心を揺さぶられる作品に出会い、感無量です。
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