背徳のキス
」のレビュー

背徳のキス

藤田和子/アン・メイザー

南東欧の香り

2016年6月3日
空気感をよく吸い込めて夏の季節感も風景描写のコマのあちこちに表れて、存分にストーリーの世界に入り込むことができました。
そこまでギリシャではないのに、陽射しも水も時間の移り変わりもみな、ヨーロッパの中でも南方特有の別世界がとても素敵な舞台装置。
主人公の男性が(相手男性の方で語られる進行)ヒロインに魅せられているところが描かれているシーンがどれも素晴らしい。
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