このレビューはネタバレを含みます▼
父親の冤罪を晴らす為、公妃に嘆願書を渡そうとして、木の上から落ちてしまったヒロイン。
捕えられてしまい、処刑を覚悟したのだが、伯爵で内務大臣の事務次官であるヒーローに救われる。
話を聞いたヒーローは協力する事にして、二人で真犯人を探す為捜査を始める。
如月さん三冊目ですが、またこちらの作品のヒロインも変わった設定でした。
仕立て屋工房の娘で、女の人を見ると、自ずとその人を輝かせるデザインが浮かんできてしまうそうです。
ヒロインは、パパっと格好よく相手に合ったドレスを作るのですが、着る人が自分らしく生きようとどんどん変わっていく所がすごくいいですね。
また、ヒーローとのやりとりも、台詞やシチュエーションに甘さがあって良かったです。