モアザンワーズ
」のレビュー

モアザンワーズ

絵津鼓

何も腑に落ちなかった

ネタバレ
2016年8月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 重くて深いテーマだったのに、それを描ききれていないのがすごく残念でした。
2巻目での失速感と、後書きの言い訳感がそれを増長しています。
主人公の回想シーンで自分の父親と幼馴染みが繋がりますが、1巻までにそのふせんがあったかどうかわかりません。それくらい印象がなく、後付け感が酷い。リアルな現実を所々で突きつけるわりには回収しきれていなくてとても失礼です。
好きな作家だっただけに、残念でした。

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