夏の終わりのサリー
」のレビュー

夏の終わりのサリー

吉池マスコ

物足りないけど、後引く面白さ。

2016年8月17日
177ページ、表題作と亭主シリーズが2話ずつ+陰間のショート、計3つのお話。

うーん、何か憎めない愛嬌の面白さでした(笑)。
ギャグでもないんだけど、全体的にアホ面が多くて可愛かった。

表題作は芸能人ものですが、お笑い好きな人はぜひ(笑)。
1話目は美人俳優くんが主人公、切ない感じのはじまりですが、、
2話目は主人公の彼の過去のいきさつが。
(間に他の2作品をはさみ)
ラストにおまけショート、、がオチ?

なんだ、このネタのようなストーリーは。
社長があんまりにも可愛そうでした(笑)。

2作目の亭主は、亡き極道の娘の夫(子持ち)の話。
盛り上がりに欠けるけど、幸せになって欲しい2人(家族)

ふたつとも面白かったですが、物足りない。
その先のお話も欲しかった!
それぞれ1冊表題作で読みたかったです。

お話は星4,5なのですが、、妙に余韻が楽しいというか(笑)。
甘いですが星5で。
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