僕のはじめて、キミにあげる
」のレビュー

僕のはじめて、キミにあげる

高島えり

キャラクターも話も壊れてる

2016年8月21日
開始2ページ目で主人公が嫌いになりました。彼氏の浮気の濡場を目撃して自分のプライドを保つために、偶然通りかかった男の子に「誰でもいいや」と思いながら強引にキスをする…最低。その男の子は学校一の人気者で震える位女嫌いなのに、童貞なのがカッコ悪いからといって主人公を街に連れ出し、主人公の前で1人ファッションショーをする…訳が分からない思考回路。話で一番「無いわ!」と思ったのが、補導員?に追われた2人が逃げ込んだ先が、ラブ◯テル(の部屋)だったこと。入る前にまず部屋を選ばなきゃいけないから手間取るし、偶然入ってしまったということはあり得ない。男の子は「こういう所汚い」と言うなら、入るの抵抗すればいい。簡単に逃げ込める場所は他にいくらでもある。と、まあ1話目からキャラクターの考え方と行動が矛盾だらけで、話はあり得ない、なぜそうなる?の連続でした。ある日突然異世界に飛ばされる方が現実にあり得るんじゃないかと思うほどに。
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